みなさんは「月刊 母の友」という生活文化雑誌をご存じでしょうか。
こどもは大事 わたしも大事
福音館書店の生活文化雑誌「母の友」は、子どもと大人が一緒に、無理せず、楽しく暮らせる‥
そんな毎日を目指しています。
絵本情報も満載。
「知ること」で心が楽になる。
「読むこと」で安心できる。
“母”をもっと自由なほう、軽やかなほうへ。

福音館のホームページには、こんなにも優しい言葉で紹介されている雑誌です。
私も長らく愛読してきましたが、あくまでも雑誌なので‥
じっくり読むこともあれば、気になるコラムだけ…
なんて時もあり、気楽に、でもいつも傍にあった「母の友」。
読んでいると、毎日忙しくて疲れている「母としての自分」を受け止めてもらい、労ってもらっているような気持ちになるんです ☺️✨
様々なジャンルの方々(作家・料理家・声優・写真家・医者など)で成り立っている雑誌で、マンガコーナーもあり、我が子も毎月楽しみにしています。
がっ!!
2025年3月号で惜しくも72年というその長い歴史に幕を閉じてしまうのです 😔
今回は、「母の友」の中から生まれた数々の絵本の中から‥
2025.1月号で紹介されていた中の、私も我が子もお気に入りの1冊を紹介させていただきます 📚
主人公のゆうじが宝物の「飛行機」で遊んでいると、きつねが飛行機ほしさに自分の持っていた「そらいろのたね」と交換を申し出ます。
受け入れたゆうじは、その種を大切にお世話すると「そらいろのお家」が咲きます。
日に日に大きくなり、様々な動物や友達も入ることができるくらい大きくて立派なお家に!
すると…きつねがそれをうらやましく思い、もともとは自分の種だったと主張します。
飛行機を返すから、みんな出ていくように言うのです。
きつねは一人豪邸内へ。
その間もお家はどんどん大きくなり、お日様に衝突したお家は一気に破裂。
きつねは目を回してのびてしまいました…。
どんな所がお気に入りなのか娘に尋ねてみると、
色々な動物たちがたくさん集まってきて、仲良くなって、お家にいるところが好きなんだそう。
着眼点が大人とは違うなぁ‥と、興味深く娘の話を聞いていました。
私はどうしてもきつねのずるく身勝手な部分が強い印象として残っています。
最後には目を回して伸びてる姿なんて…。哀れさ半分面白さ半分(笑)。
豪邸を独り占めするからだ!なんて思ったりもします。
娘はそこよりも、どんどん大きくなるお家に胸を膨らませ、集まってくる仲間たちへの喜びで頭がいっぱいになり、お家の中でみんな楽しく遊んでいる姿や、盛り上がる会話なども想像しているのかもしれません。
物語を自由に想像を膨らませることのできる余白があるのも、子ども達を魅了させる一つの理由なのかもしれませんね。
ぐりぐらでお馴染みの姉妹が紡ぐ物語のなかで、我が家では一押しの一冊です。

文責:田場 依子
文 / 中川 李枝子 絵 / 大村 百合子 初版 / 1967年 出版 / 福音館書店


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